コスプレイヤーさんに贈る!おすすめカメラ話 その2

前回の記事

てな事で、唐突にその2を書いてみたいと思います…いや、いまだにアクセスのある記事なので、たまには更新しようかなと。

 

個人的コスプレイヤーさんカメラの必要条件?!注意点!?

※カメラ好き視点で、レイヤーさんが重視しそうな点を考察してみました
※個人的な好みが色濃く反映されています…ご意見無用←
※前回から追記・改編してますが、最後のオススメカメラ以外は概ね同じ内容です

 

やはり肌色だよね!

コスプレ撮影の場合、被写体は勿論の事ですが、着ているコスチュームや背景も重要な要素となります。故にそれらを一緒に写す必要から、割と引き気味な撮影が多くなるかなと思われます。
この為、バストアップなどの寄りめ写真は少なめで、肌の具合はそこまで強調されなかったりもしますが、それでも『肌色の感じ』は重要な要素だと思います。

そう言う視点でカメラメーカーを見ると、やはり Canon と 富士フィルム がオススメできるかなと思います…と、なぜこれらメーカーを推すのかと言えば、写真の色にはメーカー毎に個性があるからでして、肌色が良く出る暖色系(赤系強め)の傾向なのが

Canon、富士フィルム、パナソニック

だからだったりします…ま、富士フィルムは記憶色であって暖色系ってワケでもない気はしますが…。
逆に肌色は苦手だけど、メリハリのある写真が撮りやすい寒色系(青系強め。現像しやすいとか言います)の傾向にあるのが、

Nikon、OLYMPUS

かと思います。
とは言え、最近のNikonも肌色表現を重視してるようで、昔の「なんか青緑」なニコンを脱却しつつはあります。
また、SONYは画像処理的な部分で肌色表現に注力していて、美肌モードは結構ハッキリした効果が出ます…ま、出過ぎて破綻してるっぽくなる事があり、特に顔部分だけ明るめにしようと処理するから変な感じになる事もありましたね(´=ω=`)

とまぁ、兎にも角にも

Canon安パイ、派手さな富士フィルム

って感じになるかと思います。
(富士フィルムは肌色と背景の草の緑を上手に両立してみせる、驚異の色表現力ですからぁ…この指標だと頭一つ抜けてる気はします、はい)

※寒色系だから人物撮影が出来ないとか苦手とかは無いです。設定と撮り方でどうとでもなる範囲です。なので傾向と言うか、癖と言うか、目安程度に捉えてください。

 

憧れで斬馬刀は振れません

「なんのこっちゃw」と言うタイトルですがぁ…いや、レイヤーさんとこの手の話をしていると、かなりの確率で

一眼レフ “の形をしたものが” 欲しいの!

って所に終始しちゃうもので…と、別に一眼レフの形を否定するわけじゃないですし、形に惚れ込んで買うのも大切な要素ですから、一眼レフの形状に拘るのがダメ!と言うつもりは毛頭ありません。
ただ、一眼レフを買ったのに結局スマホで撮ってる方は多くて、まぁその辺は使い分けですので、両方使うのはいいのですが、一眼レフで撮らない理由が「面倒くさい」「鞄の奥だから出せない」「重いから持ってこなかった」とかだと、「いや、それはアナタさぁ…」とモヤモヤしたものを感じずには居られませんです、はい。
なので、形に拘るのと同じぐらい、自分の撮影スタイルや性格も加味して頂きたいなと…憧れの形状では無いかも知れませんが、小太刀の方が合う場合はありますし、意外と構えてみると様になったりしますよ!

 

マウント選びはオセロの要領で

よく、「どのメーカーがいいの?」と聞かれたりしますが、その場合私は「周りでカメラ持ってる人はどこのメーカーが多いでしょうか?」と聞き返します。
と言いますか、カメラはレンズが命な分けで、故にカメラをやってると「アレ撮りたいからコノレンズが欲しい!」とかなるワケで、撮りたいものが増えれば、それだけレンズも増えていくわけです…が、コスチュームなどにお金がかかるレイヤーさんが、レンズに回すお金は当然に制限されるわけで、なので「分担して買う!」って分けじゃないですが、貸し合い出来ることは素晴らしい事なのです!てか、よく撮ってもらうカメラマンとかと合わせると、色々利用価値がぁ(ry

よって、周りが持っているメーカー(マウント)を選ぶ、または周りを巻き込む!と言う考え方は十分にアリだと思います。
まぁ、当然欲しいものを買うのが鉄則ですので、孤高の存在を目指すのもまた一興ですがw

 

大きさ重さと、画質の微妙な関係

レイヤーさんがカメラの画質を重視するのは当然だと思います。
特にレイヤーさんは『作品を撮りたい』と思われてる方が多いので、そうなるのは頷けます。
ただ、単純に高画質なカメラを!となると、フルサイズカメラを選ぶ事となるのですが、こう言った大型センサーを搭載すると、カメラ本体の大きさもそれなりのモノになりますし、また、その高性能に見合うレンズとなると全体は大きくなって行きます…と!カメラ初心者は割と軽視されがちですが、カメラなんてものはレンズあっての代物でして、画質への影響が色濃く出るのはレンズです!
故にレンズに妥協は出来ないわけですが、レンズはカメラほど小型化できない宿命を持っていて、特にセンサーサイズが大きくなると、それだけ大型化していきます。
更にポートレート(人物撮影)向きの大口径中望遠レンズ(太くて明るいレンズ。よくボケます)とかは、元々構造的にデカくなってしまうレンズなので、『高画質(フルサイズセンサー)カメラに負けない背景が程よくボケる(ポートレート向きな)レンズ』とかになると、ちょっとおいそれとは持ち出せないサイズになっていきます…高画質とそれに見合うレンズの組み合わせは生半可な覚悟では持ち歩けないのですorz

てな事で、それで無くとも荷物の多いレイヤーさんが、カメラやレンズを更に増やすのは至難の技なわけですし、それこそカメラを持ち込む為にコスチュームに制約かかったら本末転倒もいいところです!
なので、求める画質と持ち歩ける大きさ重さ、そして、買えるレンズのお値段などを加味して、買うカメラを選ばれることをお勧めします。

 

と言うか、フルサイズだけがカメラじゃないのよ!

で、上の話の続きですが、世の中のカメラに使われているセンサーサイズは、概ね

▪︎コンデジ・スマホ用小型センサー:フルサイズの1/10以下のサイズ。画質はともかく、ボケ感はほぼなく、平坦な写り。
・1インチセンサー:フルサイズの1/7ぐらいのサイズで、ハイエンドコンデジで使われるサイズ。小ささ優先でそれなりに高画質!なら割とバランス取れたサイズ。ボケません。
・フォーサーズ:フルサイズの1/4サイズ。ミラーレスと言うジャンルを切り開いたシステムで、可能な限り小さく、かつ高画質を!なら良い選択。レンズによってはそこそこボケる。
・APS:一眼レフで一番使われるサイズで、フルサイズの1/2より少し小さい。レイヤーさんが買うなら多分このサイズ。
・フルサイズ:コスプレ界隈では割と標準!なサイズ。ソニーのα7系を除けばデカくて重い。画質は当然上。
・中判:フルサイズの1.5倍ぐらいのサイズ。もの好き用でプロでも使う人は限られる。買う必要なし。

に分類されます。
で、概ね下にいけばいくだけ、高感度(暗い環境でノンフラッシュで撮るときに重要。フラッシュ使うならそこまで重要じゃない)が強く、解像度(高いと拡大した時に細かいところまで写ります…肌荒れとかも良く写ります←)も高くなっていきます。
とは言え、高感度は今だに改善している分野で、新しいセンサーの方が強くなる傾向にあり、解像度も結局は「1800万画素センサー搭載!」みたいな実際の数字次第で、2400万画素のAPSの方が、2000万画素のフルサイズより、細かくは写ります(細かいだけで、高画質かは別の問題です。レンズの解像力にも寄るところあるし…)。

ただ、その代償でカメラ本体やレンズは大型化、高価格化していきます…。
また、レンズは高性能にしようとすれば、大型化してしまい、特にセンサーが大型化すると、それに引きずられ大きくなります。

この辺は例えば、フォーサーズと言う規格は、上記の通りセンサーサイズがフルサイズの1/4しかなく、ある程度画質は犠牲にしています。んでなぜ画質を犠牲にしてまで小型のセンサーを使うのかと言えば、カメラ本体の小型化もありますが、センサーが小さい分、高性能なレンズを割と小型化出来るメリットがあるからです。この辺は割と如実で、安くて良く写るレンズがフォーサーズには沢山あります。
まぁ当然、高感度耐性は依然明確な差がありますし、ボケ量も明らかに違うので、この辺はどこに価値を置くか次第かと思いますが、フルサイズ(APS)至上主義はどうかなとは思ったりします。

 

AF(オートフォーカス)は大事だが、もはや決定打ではない

写真を撮る上で、ピントが合うかは死活問題です。特に人物撮影の場合、顔(瞳)にピントがいってるかはマジマジ見ると結構な差となって現れます。ただここ5年以内の機種に限定すれば、『静止したものを撮る事』であれば、不満になる様な機種は、もう存在しないと考えて問題ないと思います。
まぁ、動体…飛行機とか走る犬とかダンスする人とかは、メーカーや機構(レフ機かミラーレス機か)に左右されますし、まだまだ改良・進歩の余地があり、各社しのぎを削ってる分けですが、静止物を慌てず騒がず撮れる人物撮影においては、最悪マニュアルでフォーカス合わせでもいけますし、そこまでシビアに考える必要はありません。てか、そこを注視するぐらいなら、シッカリ脇を締めて、片膝ついてガッチリ構えて撮れ!ってな話です…そちらの方が余程写真の出来栄えに影響与えます。
まぁ当然、AFがいいに越したことはありませんがね…とは言え、AF性能はカメラの大きさ重さに影響を与えますから、ケースバイケースとお考え下さい。

 

最後の手段!自撮り!

運悪く、カメラマンさんが見つからないことはままあります。そうなれば自撮り(取り合い)となるわけですが、この自撮りが難しい。
手で持って撮れるならまだしも、コスプレの場合は、三脚立てて、構図決めて、顔作って、ポーズ取ってぇ…とかやるわけですから、一筋縄ではいきません。
ただ、最近は『WiFi内蔵カメラ』と言うものが普及しており、それを使うと今カメラに写っている状態を手元のスマホ画面で確認でき、シャッターも切れます。
なので、打ち合わせして、タイマー設定して、シャッター押して、走ってポーズぅ…なんて事をする必要はなくなり、それこそ画面を見ながら納得するまであーだこーだとやれます。
あと、液晶がほぼ前方向まで向いてくれる機種もありまして、こちらは手間無く無理無く目線の取れた自撮りが可能となり、これはこれで便利かつ重要な要素かと思われます。

 

レンズ予算も計算しましょう

カメラ本体に付いてくるキットレンズはあくまで入口に過ぎません。特にポートレート撮影やコスプレ撮影の場合は、背景をボカして、被写体(レイヤー)を際立たせるのが大切なわけでして、そうなると『大口径な中望遠(“F値が小さいレンズ”、”被写体との距離が取れるレンズ”だと背景が良くボケます)』は武器になります!

また、俗に言う撒き餌レンズと言われる『50mm F1.8』レンズは各社が比較的お安く出しているのですが、これは購入必須のアイテムだと思います!あとは広角(換算20mm前後)レンズもあると更に作品の幅は広がりますね。

とまぁ、もう一度いいますが、どんなにカメラ本体が良くても、キットレンズでは宝の持ち腐れでして、よいレンズを買えない(買う予定がない。予算がない)なら高いコンデジを買った方が余程マシだったりします…いや、本当に。

 

腕前は経験です(とにかく撮れ!)

いいカメラを買っても撮らなければ上手くなりません。とにかく撮ること!その為には常に持ち歩くぞ!ぐらいの意気込みが必要になります。
そう言う意味でもカメラ・レンズの大きさ重さは重要と言えます。
あと、見返す事も大切です。撮った写真は必ず見返して、よい写真はどう撮ったか認識しておきましょう(どう撮ったかを覚える必要はないです、たぶん)。

 

で、なにがいいのよ?

てな事で、個人的に上記要件に合いそうなカメラをつらつら書いてみたいと思います。

 

五万円以下コース

とにかく安く気軽に始めたい!な方むけ。本格的にカメラ始めると確実に物足りなくなります…。

・富士フイルム X-A3
微妙なAFとチープな作りに妥協出来るならよい選択!写りだけなら同価格帯のカメラでは頭一つ上です。キットレンズも秀逸で割と隙はないです。
まぁ、操作性とかメニューとかツッコミどころも多々ありますが…。

・EOS Kiss X80 EF-S18-55 IS II レンズキット
安パイ!キットレンズが微妙な性能ですが、価格考えれば安心の性能です。とは言え価格ならって感もあり、明確に限界はあります…。

 

五万円〜コース

割と本格的な感じです。とは言え限界はあるし、上を望めば色々もの足りなくはなると思います。

・SONY RX100Ⅲ
コンデジ最強カメラ。
下手に型落ち中位以下モデルを買うぐらいならコレ買った方がマシです。と言うか、後にカメラにハマり、よいカメラ買ってもサブとして使い続けられるメリットがあります。
個人的に全くのカメラ初心者はコレから始めるのが良い気はする…ハマらず埃の被る眼レフは見ていてしのびない←

・Canon EOS Kiss X9 ダブルズームキット (9iでない方)
割と小さい!見た目は ザ・一眼レフ! で性能もそこそこ。機能も必要十分で、よい選択。とは言え、使ってると色々不満は出てくるだろうなぁ…って感じはします。ま、本体買うならレンズ買え!って程度の基本性能は備えてると思いますが。

・NIKON D5600 ダブルズームキット
なんやかんやこのクラスのカメラでは最高位の性能。レンズ買えば本格的なジャンルにも対応可能な素養の良さがあります。これで満足できないならフルサイズへどうぞ!な感じです。

・Panasonic DMC-GF7W ダブルズームレンズキット
小型軽量、それでいてスマホとは明らかに違う写真が撮れるカメラ。キットレンズが秀逸で、換算24mm〜300mmをカバーでき、明るい単焦点レンズを2つぐらい足せば、当面困らないかと。
その気になれば大きめの肩掛け鞄に一式入るので、キャリーは衣装で、カメラは手さげも出来る、取り回し最強カメラです。
フォーサーズは良いレンズが安くあるので、とりあえずカメラを学ぼう!ならよい選択かも。

・OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II EZダブルズームキット
キットレンズが微妙だけど、全体としてのまとまりがよい。フォーサーズセンサーの画質で満足出来るなら、オリンパス系の上位機種に行く必要はないかも…ただ、画質に不満が出ると、より大きなセンサーカメラに行く必要は出てきます、はい。
フォーサーズは良いレンズが安くあるので、とりあえずカメラを学ぼう!ならよい選択かも。

・FUJIFILM X-T10 レンズキット
個人的に一番オススメ!色よし、写りよし、レンズよし。
ただチープな作りと使い勝手には幾分の難点あり…富士フイルムの普及帯カメラの宿命ですかね(´=ω=`)

 

十万円〜コース

・Canon PowerShot G1 X Mark III
コンデジです!
とは言え、中身はEOS kissでして、レンズが変えれないのを除けば、kissと変わらない画質が出てきます。なのでEOS kissを買ってもキットレンズ以外買う予定ないならコチラの方が幸せになれます。センサーサイズを考えれば破格に小さいので、より大きなカメラを買ってもスーパーサブな活躍ができます!

・富士フイルム X-E3
小さい!しかし、写りはトップクラス!見た目もよく、休日首からぶら下げてウィンドショッピングしても違和感ありません!
操作系に独特な部分がありますが、そこも味かなと。

 

本格派コース

・NIKON D750
安くて本格派なカメラ。
シグマやトキナの安くて良く写るレンズが使えますし、本体も未だ一線級の性能です。
最小価格でプロ級を!なら良い選択。

・Canon 6D
フルサイズ入門機。
シグマやトキナの安くて良く写るレンズも使えるので、価格・性能比は高め。キャノンらしい色合いを出しますが、4年以上前の機種なので、色々割り切りは必要です。

・SONY α7Ⅱ
レンズが基本高いのを受け入れれるなら悪くない選択。カメラ自体は悪くないのよ、カメラ自体は←
ちなみに画質や色合いについては面白みも何にもない、綺麗なだけの写真を出します…味もそっけもない、加工ありきな感じです(それがダメだとは思いません)。

・富士フイルム X-T2
今私が使ってるカメラ。
絶対性能は上のD750やα7Ⅱには敵わないですが、レンズも含めたトータル性能ならD750に次ぐレベル。F2シリーズの単焦点レンズは安くて小さく、しかし良く写ります!
ただ、独特な操作性やAFやAEにクセがあり、ひと工夫要求される面はあるかなと思います。

 

やめた方がぁ…

・Canonの EOS M シリーズ
本体は EOS kiss と同じパーツなりが使われてるので、画質などの面は問題ありません。ただAFは微妙で、使い勝手も小型化優先で微妙…そして、レンズの揃いが悪くて、楽しめないorz
キットレンズ以外買わない!とかなら悪くないかと思いますが、本格的に撮影を!と思ったらマウント移行が絶対必要になります、はい。

・ニコンの NIKON ONE シリーズ
止めましょう、以上。

・ペンタックスの PENTAX Q シリーズ
既に死に体なので、止めましょう。

・ソニーの α4桁 シリーズ
APSセンサー用Eマウントのカメラです(フルサイズではありません)。
レンズが全体的に微妙で、キットレンズがゴミ…このゴミレンズ付けて売れる辺り、このメーカーのやり口は推して知るべしですね(´=ω=`)
まぁ、なんちゃってツァイスの単焦点レンズを買って、それでなんとかする!と言うなら考えようかなとは思います。

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